基本情報技術者試験 - 合格学習法
自分が今年入社して、初めにやったことの1つが基本情報処理技術者の資格
学習です。(2月に申し込みして前倒しで少しだけ学習していたが)
取得理由は、ITの包括的な知識を浅くでもいいのでとりあえずは身につけた
かった事。右も左も知らない状態でプログラミング言語の学習や業務を行う
より、1年目は身を削ってでもそれと並行して幅広い知識を身に付けること
を目標にしている事。
基本情報技術者試験に関わらず、知識を身に付ける学習は
①最低限の知識を分かりやすくまとめた書籍でインプット
②過去問でアウトプット
の流れが効率よく学習できる方法としてあると思います。
①について:
個人的に、最初の段階で「詳しすぎる本」を選ぶのはあまり
おすすめしないです。というのもすでに知識があるならともかく、
全くの初心者だとインプットに時間がかかりすぎるからです。
より専門的な分野で名著ともなるとまた別だと思いますが、
あくまで資格の学習過程としては効率が悪いと思います。
その上で知識のインプットの方法は至ってシンプルで、
<<<何周も読む>>>
この方法に尽きると思います。
1周目はなんとな~く理解しようとしながら読もう。
2周目は、重要なキーワードの意味を覚えようとしながら読もう。
3周目は頭に入ってない分野や知識を意識して覚えながら読もう。
4周目は確認して知識を定着させるために読もう。
といった感じです。ノートにまとめたり、最初から詰め込まなければ
という意識でゆっくりじっくり暗記していく方法を使っても、人は復習
しないと忘れる生き物なので、結局1周では覚えられません。
「理解しようとしながら」読むだけでも1周目は知識がゼロなので
エネルギーがいります。しかし、2周目からはある程度理解していること
を読むので「あーそうか!」といった具合になり、周を重ねるごとに
定着していきます。これを勝手にサイクル法と言ってますが、
通勤・帰宅時間の学習と相性がよく、毎日読むことを習慣に出来れば
時間が有効活用できますね。
自分が①の学習で使ったのは下記の本です。
最低限の知識が分かりやすく読みやすい形で書かれており、
初学者が効率よく学習する上で非常におすすめできる一冊です。
②について:
インプットがある程度終わったら、過去問です。
過去問に関しては、時間を計りながらやるといいでしょう。
インプットを終えて過去問題で間違った知識を数年分拾っていけば、
基本情報技術者試験に関しては十分合格点に届くかと思います。
過去問は解説の詳しく分かりやすい下記の本をお勧めします。
平成28年度【秋期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
- 作者: 山本三雄
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/06/18
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上記の2冊の学習で結果は午前が75点、午後は95点でした。
時間があるならば、自分が資格の範囲以上に学びたい分野の勉強をすれば
それが確実な得点源になり、その分野の知識が身に付くことにもなるので
一石二鳥だと思います。