新米SE廃人からの脱出物語

2016年4月よりスタートしたSEライフ。最初は基礎を大事に、幅広い知識を身に着ける学習をして行きます。書籍のレビュー・学習法の紹介などを行うのでコメント等で刺激を頂きながら、お互い知識・スキルを高める糧になればと思います。

英語の最効率学習法とTOEIC目標

私は今年11月にTOEIC試験を受けます。(目標:800点)

TOEICが必要というよりは、人生を本気になった時に英語が出来た方が、

これからの色々な事において幅が広がると思ったからです。(今更ですが)

受験英語以来8年超のブランクがあり、当時もリスニング・スピーキング

に関してはからっきしダメだったので、そういった意味では

ほとんどの事柄を学びなおさなければいけません。

目標800点と書きましたが、受験当時でもたぶん取れていない

800点はブランクから1か月しか学習していない現状では

夢のまた夢のまた夢ぐらいです。

本記事は自己啓発の意を込めた「英語学習について」です。

 

英語の学習法を考えるに当たって何に対してどれぐらい結果を

出したいかを明確にする必要がありますよね。

一口に英語を学習するといっても、

TOEICで点を取りたい⇒具体的にどれぐらい取れれば満足か。

・英語で書かれたWebや文献をあまり苦痛読めるようになりたい。

・海外の人とコミュニケーションが取りたい。

など動機が考えられますが、どうせなら全てマスターしたい所ですね。

 

学習法はWebで調べたら色々出てきますが、私の中でやるべき事は

以下の事だと思います。そんなに英語学習ばっかに時間使えないけど、

効率よく学習したいと思ったときに以下の方法で行うことにしました。

上から順番ではなく、いくつかを平行してやっています。

 

1.単語のインプット - 語彙がないと始まらない。単語のインプットは音声

              までインプットする。⇒リスニング対策でもある。

2.文法書で全体像を掴む - 受験以来8年間全く英語に触れていなかった為

3.模試(リスニング) - 実際に解くだけじゃなく通勤時間等にCDを

             聞いたり

4.模試(全体) - 本番を想定して数をこなし、時間感覚なども掴む

・瞬間英作文 - 文章を読み聞きして理解する能力と、英文を組み立てて

         話す能力は別物。スピーキングに特に効果的。

 

今回は、

1.単語のインプットを紹介します。

 

まずは実際、書店に行って単語帳をパラパラ開いてみましょう。

自分のおすすめは「キクタン各種」「DUO」「TOEIC金のフレーズ」です。

やはり人気の単語帳だとほとんど音声がついているか別売りされていますが、

個人的に音声のついてない単語帳に価値はないと思います。

というのも、英語学習に苦痛を感じる人は、英語がただ「意味が分からない」

だけではなく、そもそも「何言ってるかわからない」っていうのが

あると思います。その状態で、スペルと意味だけをインプットしても

結局音声が聞き取れなければ意味がないのです。

無論音声だけ聞き取れても意味が分からなければ理解できませんが。

単語のインプットはボキャブラリーの追加に加えて、単語の音を覚える

ことを意識すると良いと思います。

また、このプロセスで重要なのは単語帳を複数使う事だと思います。

1冊をじっくりだとボキャブラリーをカバーしきれてない上に、

単語帳内での単語の配置で意味を機械的に覚えちゃったりします。

重要な単語は当然他の単語帳と被ってますが、別の角度から

覚えることでより記憶が深まることも多いです。

覚え方としては、とにかく五感(音を聞いて音読する・いらない紙に

スペルを書きなぐるなど)を使い、スピードを意識してそれを何周も

何周もやることが効率よく単語をカバーしていくコツだと思います。

綺麗にゆっくりスペルを書いてたら日が暮れてしまいます。

ただし、単語帳を一冊ほとんど覚えた時に、覚えにくい単語を

単語カードに書いて重点的に記憶するために使うのはいいと思います。

 

また、単語帳はボリュームがあるので、数分割してその範囲でループして

定着したら次の分割の暗記へいくのもよいでしょう。

単語帳を3つに分割して、1分割を定着するまで何回もループし、

3分割終了したら最後に1周したときに分からない単語を

暗記カードに写し記憶に叩き込むといった具合です。

 

単語を覚える基準にも3つあって、

1つ目は英単語を見て、日本語が推測できること。

2つ目は日本語を見て、英単語が推測できること。

3つ目は英単語の音を聞いて日本語が推測できること。

だと思います。余裕があるなら、これら3つの方法を上手く使って

それぞれの角度からインプットすればいいと思います。

単語帳を見ずに英単語の音だけを聞いて、瞬間的に意味が思い浮かぶ

ようになれば大丈夫だと思います。

 

英語学習において最も重要なのは継続すること。

無理のない範囲で日常の一部にすることから始めましょう。

 

最後に「TOEICでおすすめの英単語帳」を紹介しておきます。

<キクタン TOEICシリーズ>

CDのリズムが覚えやすく軽快です。

単語帳には大きく分けて、単語(熟語)そのものを覚えていくものと、

センテンスで覚えるものがあり、どちらにもメリットはあります。

単語(熟語)でまとめられているものは、素早く暗記ができ、

効率的な暗記もしやすいですが、実際の単語(熟語)は当然

センテンスの中なので、覚えたつもりが自分のものになっていない

場合があります。「キクタン」は基本的に前者ながら

センテンスも全ての単語について音声収録されていますので、

センテンスに合わせて読んだり(オーバーラッピング)、

センテンスの発音を聞きながら後に続いて真似しながら

読んだり(シャドーイング)するのもセンテンスになじむ点で

効果的だと思います。ただ最初は出来ないのは当然で、

音を聞き取れ始めたら徐々に真似出来るようになると思うので、

最初は文章を見ながら音声を聞くことに集中し、

軽く口ずさんでみるところから始めましょう。

 

CD-ROM付 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 600

CD-ROM付 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 600

 

 

 

CD-ROM付 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 800

CD-ROM付 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 800

 

 

 

CD-ROM付 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 990

CD-ROM付 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 990

 

 

 

 <DUO3.0>

こちらもかなり人気の高い単語帳です。

センテンスの中で覚える形式の単語帳で、収録されている単語も多いの

1冊でかなりの単語や熟語が身に付きます。

どちらが自分に合うか考えて選ぶと良いと思います。

別売りのCDもかならず買いましょうね。

 

DUO 3.0

DUO 3.0

 

 

 

DUO 3.0 / CD復習用

DUO 3.0 / CD復習用

 

 

 

<新TOEIC出る単特急 金のフレーズ>

TOEICやるなら特に持っておいて損はないと思います

TOEICの出題頻度を基準にすべての単語が選定されていますので、

他の単語帳が終わった後の、TOEIC仕上げの一冊として

使いやすさは抜群だと思います。

音声は本書内に書いてある URLから入手可能です。

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

 

 

最後に一番大事なのは、何が何でも身に付けたいっていう熱意ですね。

誤解のないようにあくまで一例ですが、英語圏でない海外の人が英語を

出来るようになるのも、例えば自国を出て豊かな暮らしをしたいという

強い動機があり、海外でコミュニケーションを取る必然性があるから

 習得するわけです。

よい教材にあふれている日本で習得できないわけがありません。

その点からも、目的を果たすために貪欲に学習することは

英語だけでなくあらゆる学習において効果的なのではないかと思います。

 

とりあえずは来る3か月強後のTOEICで意識だけ高い系男子にならない

ように、これからも継続してぼちぼち頑張っていこうと思います。

自己紹介と目標について

最初で最後の自己紹介でもしようと思います。

プロフィールにも書いておりますが、26歳で今年の4月から

SEとして働いております。

 

高校から大学に進学したのが18歳。

そこから大学8年間在籍して、大半はオンラインゲーム廃人。。

ほぼ遊びで満期8年を費やし、結果卒業も到底かないませんでした。

ここまで廃人で親不孝者も探してもなかなかいないと思いますが、

これが就職直前までの自分でした。

 

ある意味当たり前の事ですが、「目標をもつこと」は重要です。

大学に進学はしたものの、大学に入って遊んで適当に就職して~

なんて考えてた自分は、大学に入った瞬間遊ぶことが生き甲斐に

なってました。

一回泥沼にハマったらなかなか抜け出せないのが恐ろしいところで、

結局罪悪感を抱えたままそのままの生活を送り

(それでも楽観的過ぎる自分は本気を出せば単位は間に合うと考えて

いたのですが、目標がないのに本気を出せるわけもなく)

大学生活を棒に振りました。

8年の満期自主退学によって、強制的に環境に甘えられなくなって

ようやく自分は自分の将来について本当の意味で本気に考え始めたのです。

 

クズな大学生活を送り、ITの基礎知識すら欠けている自分でしたが

熱意を伝えた結果、何とか派遣メインの中小企業に正社員入社

することができました。

そして今の自分は「この業界で学習し続け、幅広い知識と確固たる

スキルを身に付け、信頼に足るSEになること」という漠然としているが

強いモチベーションがあるので、それが原動力となっています。

 

現在は自動車会社設計チームに派遣されて、日々自己学習を行っている

ところです。業務(に使うかもしれない事)については、

・自動車ECUの基礎知識、通信方法

・電気・電子回路・基礎制御

・ExcelVBA(ドキュメントの作成が多いので)

など。Web系などにも興味があるので、

プログラミング言語(C・Java

・DBの基礎

・ネットワークの基礎

・基礎情報技術者(取得済)

応用情報技術者(秋期予定)

・英語(TOEIC

等がここ4か月で勉強している内容です。

羅列すると4か月で学べないほど多いですが、浅く広く学習しながら

各部門の基礎を積んでいるイメージです。

 

お前が言うなっていう声が聞こえて来そうですが、

この職業は、自己学習が結果に反映されやすい職業だと思っています。

勿論独学でスキルの実践レベルまで習得するのは容易ではありませんが、

8年たった今ですら高校から大学受験する時に作り上げた基礎は

多少は活きています。大学での学習も今となれば本当に勿体ないこと

をしたと思います。

時間は無限ではないので、現場において、実際の現場でしか

身に付かないスキルを身に付けることに時間を注げるようにすること

(つまり、自己学習で出来ることは自己学習でやってしまう事)

や他の人にプラスα差をつけるためには(自分の場合は差を埋めるですが)

限られた時間に効率よい学習を行うことは必須だと思います。

 

今は、ただただがむしゃらに知識を貪り、スキルを身に付けていく時期。

なので、本ブログは私の過程の成長記録みたいなものです。

将来的にはこのブログが、何らかのインスピレーションを与えられるような

ブログになればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

基本情報技術者試験 - 合格学習法

 自分が今年入社して、初めにやったことの1つが基本情報処理技術者の資格

学習です。(2月に申し込みして前倒しで少しだけ学習していたが)

 

取得理由は、ITの包括的な知識を浅くでもいいのでとりあえずは身につけた

かった事。右も左も知らない状態でプログラミング言語の学習や業務を行う

より、1年目は身を削ってでもそれと並行して幅広い知識を身に付けること

を目標にしている事。

 

基本情報技術者試験に関わらず、知識を身に付ける学習は

①最低限の知識を分かりやすくまとめた書籍でインプット

②過去問でアウトプット

の流れが効率よく学習できる方法としてあると思います。

 

①について:

個人的に、最初の段階で「詳しすぎる本」を選ぶのはあまり

おすすめしないです。というのもすでに知識があるならともかく、

全くの初心者だとインプットに時間がかかりすぎるからです。

より専門的な分野で名著ともなるとまた別だと思いますが、

あくまで資格の学習過程としては効率が悪いと思います。

その上で知識のインプットの方法は至ってシンプルで、

<<<何周も読む>>>

この方法に尽きると思います。

1周目はなんとな~く理解しようとしながら読もう。

2周目は、重要なキーワードの意味を覚えようとしながら読もう。

3周目は頭に入ってない分野や知識を意識して覚えながら読もう。

4周目は確認して知識を定着させるために読もう。

といった感じです。ノートにまとめたり、最初から詰め込まなければ

という意識でゆっくりじっくり暗記していく方法を使っても、人は復習

しないと忘れる生き物なので、結局1周では覚えられません。

「理解しようとしながら」読むだけでも1周目は知識がゼロなので

エネルギーがいります。しかし、2周目からはある程度理解していること

を読むので「あーそうか!」といった具合になり、周を重ねるごとに

定着していきます。これを勝手にサイクル法と言ってますが、

通勤・帰宅時間の学習と相性がよく、毎日読むことを習慣に出来れば

時間が有効活用できますね。

 

自分が①の学習で使ったのは下記の本です。

最低限の知識が分かりやすく読みやすい形で書かれており、

初学者が効率よく学習する上で非常におすすめできる一冊です。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成28年度

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成28年度

 

 ②について:

インプットがある程度終わったら、過去問です。

過去問に関しては、時間を計りながらやるといいでしょう。

インプットを終えて過去問題で間違った知識を数年分拾っていけば、

基本情報技術者試験に関しては十分合格点に届くかと思います。

過去問は解説の詳しく分かりやすい下記の本をお勧めします。

 

上記の2冊の学習で結果は午前が75点、午後は95点でした。

時間があるならば、自分が資格の範囲以上に学びたい分野の勉強をすれば

それが確実な得点源になり、その分野の知識が身に付くことにもなるので

一石二鳥だと思います。